フランス料理が出てくる順番は決まってるの?

フランス料理では、料理を出す順番がきちんときまっています。基本的には調理に時間がかからず、あらかじめ準備しているか用意に時間がかからないものを最初に出してからメインにうつっていきます。最初はオードブルです。アントレとも言われますが、前菜です。本格的なフランス料理だとさらにその前にアミューズ・ブッシュという小さな前菜が出ることもあります。そして次にはスープです。暖かいスープばかりでなく季節に応じて冷たいスープを出す場合もあります。そしてポワゾントと呼ばれる魚料理にはいります。次は肉料理ですが肉の種類は鴨だったり牛ヒレだったりといろいろです。肉料理が数種類出る場合もありますが、使う肉の種類が重ならないように料理を作っています。肉料理にはサラダも一緒に食べる場合があります。味の濃い魚料理と肉料理の間にはソルベが出される場合があります。グラニテとも言われますがお口直しの意味があり、さっぱりしたシャーベット状になっています。そしてチーズを食べます。フランス料理ではチーズをフロマージュと呼びます。格式のあるフランス料理店ではメインの料理を食べる部屋でデザートを食べずにゆったり出来る別室に案内される場合がほとんどですし、デザートは別室でと言うのが本当のフランス料理の作法です。デザートを食べ終わるとエスプレッソや紅茶を飲みながら小さな焼き菓子が出されます。そしてフランス料理は終わります。たくさんの料理を2時間ほどかけて楽しみますから、一度に出される料理の量は少なく感じる場合もありますが、大抵お腹がいっぱいになってしまう人も多いです。しかもフランス料理は基本的にこってりとしたソースが特徴ですからこってりした味に慣れていない日本人などは、料理の合間に出されるソルベなどがおいしく感じるときもあります。最初はさっぱりしたものから始まり、最後の方には濃い味や調理のものが出されますが、きちんとしたレストランでは料理が出されるタイミングまで計算されて出されることもあります。反対に次の料理が出されるタイミングが遅れてしまうと満腹感を感じてしまって、せっかくの料理もおいしく食べられなくなることもあります。料理の品数が多いフランス料理だからこそ温かい料理は温かいままで冷たい料理は冷たいままで食べるタイミングも大切です。順番通りに食べてこそ感じる楽しめる味もありますから、単品で食べるときとは感じる味の違いも楽しみの一つです。